今日から仙台に移動して、楽天との3連戦!と行きたいところでしたが、台風接近に伴い中止。痛恨の3連敗を喫した後ということで、切り替えるためには恵みの雨か、はたまたモヤモヤが続いてしまうのか。この辺りは、チームのみんなで解消して欲しいところ。
裏ではオリックスがソフトバンクに競り勝ち、ロッテとしてはついに首位陥落。まぁ気にしても仕方がない。10月に入り、残り試合も少なくなってきたところ、今日はなぜ選手層が薄いのかを考えてみようかと思います。
1.先発投手陣
ここに来て、先発投手陣の台所事情が苦しい展開。ここ最近は小島頼み。それ以外の曜日は正直、誰が投げても不安な部分が多い状況になってきています。要因としては大きく3つが考えられます。
1-1.怪我
前半の石川の怪我、先週の佐々木朗希の登板回避など、主要なところで怪我が発生。中でも後半戦で痛かったのはロメロの離脱。良い補強をし、制球もまとまって良い投球をしていたところ。貴重な左腕が1枚かけてしまったのは、台所事情が苦しくなった要因かなと感じます。
1-2.ベテランの不調
続いては、ベテラン陣の不調。石川や美馬をはじめ、近年ローテーションを守ってきてた二木も不調。3人とも安心して見てられる試合が、ここ最近ほとんどありません。岩下や小島、河村など若手がしっかり投げてくれて、支えてくれている一方、3人揃ってピリッとしないのはなかなか苦しい。終盤に向け、CSや日本シリーズに向け、誰かエースと呼べる人が奮起しないと。なかなか勝ち抜くのは難しいのかなと思います。
渡辺俊介や成瀬の様に、短期決戦で奮闘してくれるベテランを見たい。
1-3.起用法や育成
最終盤に来てもバタバタしている先発陣。最後の理由には起用法などもあげられるのではないかと思います。中でもかわいそうなのは鈴木昭汰。勝ち星こそついていないものの、前半戦は先発で好投。中盤以降は中継ぎ、先発とどっちつかずの使われ方をし、結局どちらでもリズムを崩す。終盤のこの状況であれば、先発に専念させてあげるのも良いのではないかと思います。まぁリリーフに左腕がいないのが原因ではあるんだが…松永は本当にどこいった…
また、2軍の育成も心配。リリーフ陣ばかりが豊富な状態で、ファームでもこれといった先発がいない様子。本前とかもいたりはするが、どうにもパッとしない成績。土肥が緊急登板したが、肝心なところで1軍を助けることができない状態となってしまいました。
いっそのこと、ここにきて、唐川先発転向とかも、検討して見ても良いのではなどと思ってしまいます。
種市、西野、帰ってきてくれー!
2.外野手
前半戦こそ充実していた外野陣。しかしここにきて、荻野以外が固まらない状況。清田にファースト練習させるほど、飽和していたはずの外野。なぜこの様な状況になってしまったのか。考えていきましょう。
2-1.怪我
ここに関しても当然怪我。マーティンの離脱は小さくない。ただ、怪我はある程度想定できるもの、そこも想定しつつ、底上げをしないと。去年の荻野離脱やコロナ騒動から学んでいてほしかったところ
2-2.福田秀平、菅野の不調
選手の調子は波がある。藤原は最近こそパッとしないが、全体的に見れば及第点の活躍はしてくれています。角中もまぁこんなもんでしょう、岡もこんなもんでしょう。
となると、期待値を下回る活躍になっているのは、やはり「福田秀平」、年俸1億円を超えているはずだったのだが、今年はほとんど2軍暮らし。コロナで離脱した時もあったらしく、もがいてはいるんだろうが、ここは結構誤算ではあった。まぁ打てない状態で起用されるよりは、2軍にいてくれた方が良いんだが笑
あとは、菅野が上がってこない。バッティングでは光るものを持っていたはずなんだが、今年はどうもパッとしない。先月久々の1軍でのバッティングを見たが、まるでついていけてない様子。どうした…
ここも誤算と感じました。
2-3.和田の代走専念起用と加藤翔平の放出
和田くんに関しては、終盤の切り札という使い方はわかる。ただ、もう少し打席も守備も見て見たい。たまには先発起用してあげても良いのではないかなぁと感じます。盗塁王も争っているので、ここは変わらずなんだろうけど。転がせば何か起きる選手。来年以降のことも考えて、打撃面の育成も見たい。
あとは、ここにきて響く加藤翔平の放出。まぁ中日での打撃成績(.206)を見ると、やっぱり打てないのかなぁと思ってしまうが、ロッテ生え抜き。見て見たかったなぁという思いは残る。
3.内野手
0割代の小窪、1割代のエチェバリアを使わざるを得ない、内野陣。レアード、奨吾、藤岡、安田と、十分な活躍をしている様に見えるメンバーだが、薄いと感じるのはなぜなのか。
3-1.起用法
純粋に、結果ではなく「起用したいから」で起用している印象はある。ある程度意図はあるんだろう、ただ目をつぶれる結果ではない選手達。僕らが選手に期待する気持ちは、相手チームに与えるプレッシャーとも比例する。ファンがあきらめてる打者では、相手チームは恐怖は感じない。仮に結果が出なくても、安田が打席に立てば圧はある。使って欲しいなぁ…
3-2.井上、平沢大河の不調
内野で一番誤算だったのは井上。今年は出遅れ、そのままファーム。もう終わってしまったのでしょうか。ファーストはレアードが入ってくれて助かっているが、層は薄い。レアードもあきらかにできすぎということで。井上がまるで上がってこないのは痛かったなぁ。
あとは、平沢大河。去年の怪我から復活の年、前半戦こそファームでも苦しむ状態。ただ、ここに来て少しずつ上がってきている様に見える。なんとか最終盤、起爆剤として1軍合流ならんだろうか。
ただ、井口は平沢大河にも厳しそうだな…ちょっと凡退しただけで交代しそう。大河が花開く姿は見たいなぁ。
選手層の厚さも含めてチームビルディングだと思います。井口の起用は「調子が良い人から使う」「調子が悪くなるまで使う」その結果、最終的には全員調子が悪くなり、終盤に失速する展開。去年から学ばなかったのでしょうか。
過去の采配で印象に残っているのはバレンタイン監督。バレンタインは「調子が良くても交代させる」「結果を出しても起用しない」と緊張感を持たせる采配だったのを覚えている。選手が安心し切らないよう、チーム内に競争が生まれるよう。それでいて、チャンスは常に巡ってくるよう、日替わり打線で工夫をしていた印象がある。
どっちが良いかはわからない。ただ、去年今年と終盤苦しんでいるのは事実。思えば井口の現役時代もそうだった。4月はめちゃくちゃ打ってくれるが、後半戦はまるで失速。結局その場しのぎということか。
さて!切り替えて!明日は二木 vs 岸。苦手な岸だ…分が悪い。ただもう首位は陥落した。もう一度、挑戦者の気持ちを持って。1戦必勝!応援していきましょう!
頑張れ、マリーンズ!!

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コメント
井口指揮官はノー私物化と言う自己改革せにゃ支持出来ない。
鳥谷、福田、小窪の我慢起用はまさに。対してカトショー、平沢への早めの見切り、若さと言う観点からも逆だろうと思う。
和田に打席与え我慢起用出来たらどう化けるだろうという期待感は持たないのか井口。画面から見るにA贔屓には頑固に待つ、B贔屓はある程度起用するがダメとなったらスパッと切りあとはひらめき起用。
これが穿った見方なのかはわからないが少なくともブログ村を見れば多数意見だと思う。名伯楽になるには謎采配では無くオーッとそうきたかとか、その手があったかなど引き出しの多いこちらを唸らせる指揮官であって欲しい。
いつもコメントありがとうございます!!
> カトショー、平沢への早めの見切り、若さと言う観点からも逆だろう
育成観点、ファン目線でもそうですよねー。
生え抜きの若手は我慢せず、過去の栄光の他球団のベテランを重宝。
> オーッとそうきたかとか、その手があったかなど引き出しの多いこちらを唸らせる指揮官
これはめちゃくちゃ見たいですね!井口がそこに到達してくれるかはわからないですが…