今日は久々にF1に関するブログを書きます。2021/6/20、フランス、ポールリカールで第7戦の決勝レースが行われました。
いやぁーーー、熱い展開だった!振り返っていきましょう!
(戦前の予想)
モナコ、アゼルバイジャンと、市街地コースで連勝をしたレッドブル・ホンダ。しかし、通常サーキットのポールリカールではメルセデスの反撃に合うだろうという予想が大半を占めていました。
実際に、ヘルムート・マルコ(レッドブルのモータースポーツアドバイザー)も、今回の3連戦では、初戦は苦戦するだろうという発言(参考記事)
だからこそ、フェルスタッペンとしては、前回レースでのリタイアが痛かったわけで、今回は極力傷を広げないように!というのが、戦前のイメージだったと思います。
(予選)
案の定、メルセデスがペースを戻してきている一方で、フェルスタッペンも好タイムを出したフリー走行を終え、いざ予選!
角田がいつも通りクラッシュを起こし、なかなかバタバタした時間がありながらも、Q3ではなんとフェルスタッペンがトップタイム!
しかも、ストレートが多い、第二、第三セクターでメルセデスよりも速いという展開!ホンダのパワーユニットが着実に力をつけてきているなぁ!ということがわかる展開でした!
これにはフェルスタッペンも上機嫌「予想していなかったからとても嬉しい」(参考記事)
(決勝)
そして迎えた昨日の決勝。
グリッドは、
1 | フェルスタッペン |
2 | ハミルトン |
3 | ボッタス |
4 | ペレス |
と、レッドブル-メルセデスがサンドイッチ状態。大きな事故なくと祈りつつのレーススタート!
蹴り出しは、若干ハミルトン-ボッタスの方が良かったが、1コーナーのイン側をしっかり抑えてトップ通過を果たしたフェルスタッペン。しかし、ここでまさかのオーバーラン!事故にはつながらなかったからよかったものの、トップの座をハミルトンに明け渡してしまいました。
この後は、トップ3台が数秒の間にひしめく緊迫の展開。差が広がりそうで、縮まりそうで一定間隔で走り続ける。
ペレスは若干離されつつも、自分のペースで確実にという感じ。
その後、様々なドライバーから「タイヤがきつい」という無線あり。ピレリの予想よりも少し早く、ピットインが開始。
上位勢ではボッタスが最初。翌周にフェルスタッペン、2周後にハミルトンといった形。ここで、フェルスタッペンがハミルトンをアンダーカットに成功!
ボッタスのアンダーカットを許さずに、ハミルトンをアンダーカットできたのは大きかった!再び主導権がレッドブルに!(ハミルトンはなぜ1周余計に粘ったのだろう…)
一方、ペレスはこの3台とは戦略を分けて、ピットインせず。ミディアムタイヤをもう少し持たせる戦略に出た模様。
その後も引き続き接近戦。1秒以内でフェルスタッペン、ハミルトン、ボッタスが争っていたが、ストレートで早いのが今回のレッドブル・ホンダ。ハミルトンは抜かすことができずに、距離を取る戦略。
と、ここで、なんとフェルスタッペンが2度目のピットイン!
これには、皆が、まじか!となったはず。ただ、この2ストップ作戦が、最終的には効果的に!
ハミルトンもボッタスもタイヤで苦しんでいる中、フェルスタッペンは1周約1.5秒ほどのペースで追い上げ。ボッタスのミスにも助けられ、残り2周でついにハミルトンをオーバーテイク!
ミディアムを長く持たせたペレスもボッタスをかわし、レッドブル・ホンダの1-3でフィニッシュ!手に汗握る、面白いレースでした!!
(総括)
いやぁ…面白いレースだった!レッドブルが戦略を変えて追い詰めることができたのも、ペレスがここまで戦えるようになったことが大きい!シーズン序盤でハミルトンにやられた戦略をそのままやり返した感じが熱かった!
あのタイヤで最後まで走り切ったハミルトンも本当にすごいなぁと思うし、ミディアム20周で決して楽ではなかったフェルスタッペンももちろんすごい!
今回のレースは、中団もリカルド、ガスリー、ベッテルと面白い戦いをしていたみたいだが、本当にトップ争いが熱くて目が離せなかった。
また来週もレースがあるので、楽しみですね!熱いレースを期待します!

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